市役所を辞めると決意し、上司にその意向を伝えた――。
どこか気持ちが軽くなる一方で、「この先、どうやって働けばいいんだろう」「もうやる気が出ないかも…」と悩むのは当然と言えます。
でも、ここで適当な仕事をしてしまうのは非常にもったいないのです。
”立つ鳥跡を濁さず”ではないですが、今後の自分自身のために、退職が決まってからも一定の質で仕事をこなすのが得策です。
この記事では、退職報告後の働き方や、気持ちが切れそうなときの対処法について、元公務員の視点から具体的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
「もう辞めるから」と雑な気持ちで働くとどうなる?

適当に働きたくなるのは当然の気持ち
仕事を辞めることが決まっている中で働くのは精神的に苦しいものですね。
退職が決まった後は、「もう辞めるから貢献しなくていいや」とか「もう頑張っても評価されないし」と、モチベーションが下がるのは当然と言えば当然です。
その気持ちは間違ってはいませんし、個人的には正しい感情だと思っています。

実際、退職報告をしてから退職までの数か月間、懸命に働くのは精神的に厳しかったです。
しかし、「もう辞めるから」と、雑な仕事をするのはデメリットが多いのも事実。
そこで、まずはデメリットを見ていきましょう。
雑に働くことのデメリット4つ
1.引継ぎが不十分になり、トラブルの元に
「自分が辞めた後のことなんか知らない」という気持ちは引継ぎに表れます。
市役所では「引継書」を作成して後任に引き継ぐのが一般的ですが、この引継書の出来が悪いと退職後にトラブルになるかもしれません。
2.周囲への態度に現れる→印象が悪くなる

仕事への気持ちが切れた状態というのは、知らず知らずのうちに態度に表れます。
同僚たちから「辞めるとなったらあからさまに態度が変わったよね」と、悪い印象を持たれかねません。
同僚に悪い印象を持たれたまま、退職まで一緒に働くのは辛いですね。
3.退職後に後悔することも
最後まで仕事をやりきらなかった結果、退職後に「最後しっかりやっておけばよかった」と、ふとした時に後悔が襲ってくるかもしれません。

枕に顔をうずめて大きな声を出したくなるアレですね。
退職まで仕事をしっかりやっておくと、退職後に「やりきった!」と思うことはあっても、後悔することもありませんよ!
4.退職後に連絡しにくくなる
雑な仕事をしてしまうと、負い目を感じてしまい、退職後に連絡を取りにくくなってしまいます。
「辞めた役所の人間と連絡なんか取らないよ」と思うかもしれませんが、人生どうなるかわかりません。
結果として連絡を取ることがなかったとしても、「連絡を取ることは可能」という状態を作ることにデメリットはありませんよ。
気持ちが切れそうなときの対処法

退職が決まった後は仕事へのやる気が出ないのは当然です。
それでも最後までしっかり働くにはどうすればいいでしょうか。
私も意識した「気持ちを奮い立たせるポイント」を3つお伝えしますね。
1.「最後の印象が一番残る」と意識する
人の印象は「最初」より「最後」で決まることが多いです。
せっかく今まで頑張ってきたのに、最後に印象を悪くするのは非常にもったいないです。
「最後の印象が一番残る」と意識することで、退職までの仕事のモチベーションを維持することができますよ!
2.「自分のためにやる」と視点を変える
モチベーションを維持するため、「退職後に後悔しないようにやりきろう!」と意識を変えるのもひとつの手です。
退職までは、残り数か月です。
「退職後の自分のために働く」と考えると、気持ちが楽になりますよ!
3.「同僚から惜しまれて退職する人」になろう
「あんなに最後まで一生懸命仕事をしてくれて…辞めてしまうのが悲しい!」と同僚に思ってもらいたい気持ち、ありませんか?
そんな期待を糧に、最後までやりきるのもアリですよね!
退職を決めた後にやっておくこと
引き継ぎ資料を早めに作成しておこう
退職することが決まってから実際に引継ぎをするまで、時間はたっぷりあります。
この間に引継書を作ってしまうのがおすすめです。
前任者の引継書をベースに、最低でも、「作業途中で引き継ぐ業務の内容」と「自分ができなかったこと」は追加して引き継ぐようにしましょう。
有休と代休を消化していこう

有休と代休の取得は労働者の権利です。
残したまま退職するのはもったいないので、しっかりスケジュールを立てて消化するようにしましょう。
ちょっとずつデスク回りを片付けていこう
退職するときは、デスク回りをきれいに片づけておく必要があります。
私もそうでしたが、仕事で使った資料など、書類を積んだままにしている人も多いはず。
書類だけではありませんが、片づけられるものは少しずつ片づけていきましょう。
また、パソコンの中のデータも少しずつ整理しておくと、引継ぐ内容が把握できますし、最終的に楽ができますよ!

退職日直前にすべてを片付けるのは、時間的にかなり苦しいです。
隙間時間を見つけて、ちょっとずつシュレッダーをかけたり、使わない私物を持ち帰ったりしました。
やりきる仕事の範囲を明確にしておこう
退職の決断を上司に報告した時点で、退職まで残り数か月。
そこから有休消化をすることも考えると、今までどおりの業務量をこなす時間はありません。
今まで以上に仕事の取捨選択をする必要があるのも事実です。
できる仕事・できない仕事を明確にしたうえで、できる仕事に全力で取り組むようにしましょう。
ため込んでいた仕事だけでも終わらせよう
人によっては、ため込んだままになっている仕事もあるでしょう。
ため込んだ仕事をそのまま残して退職するのはトラブルの元です。
退職までにできる仕事量は限られますので、少なくともため込んだ仕事だけは処理しておきましょう。
Q&A
- 何をしても気持ちが切れそうなときはどうしたらいいですか?
1.「最後の印象が一番残る」と意識する
2.「自分のためにやる」と視点を変える
3.「同僚から惜しまれて退職する人」になるこの3つでは対処できないときは、せめて次のようなことだけは守るようにしてみましょう。
1.無断遅刻や早退はしない
2.挨拶だけは欠かさない
- 退職までの日数がわからず仕事の調整ができません。
カウントダウンアプリがおすすめです。
退職までの日数がわかるだけでなく、日々カウントダウンしていくので、モチベーションアップにも役立ちます。
- デスク回りの整理以外にやっておくことはありますか?
退職までに、個人の私物やデータの整理、デスクやロッカーの掃除などは済ませておく必要があります。
貸与されたPCの中のデータも整理しておきましょう。
また、デスクトップPCとノートPCで返却方針が異なったりもします。
総務や情報担当部署にPC返却前の初期化やデータ確認ルールを確認しておくと安心です。
- 最後まで真面目に働いても評価されないのでは?
確かに評価制度上は意味がないかもしれませんが、退職後に「気持ちよく終えた」という自己肯定感につながりやすく、精神的に大きなプラスになるはずですよ!
まとめ:「去り際の美学」を意識してみよう

退職を決意したあとの働き方は、まさに「去り際の美学」です。
モチベーションが下がってしまうのは自然なことですが、最後まで誠実に対応することで、自分への満足感にもつながります。
もちろん、「後味よく終える」ことを意識するだけでも、十分に立派です。
- 引継ぎは丁寧に
- 有休は計画的に
- 気持ちが切れそうなときは「やる気が出ないときの対処リスト」で自分を整える
完璧じゃなくて構いません。
悔いのないよう、自分の手で気持ちよく締めくくっていきましょう!
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